代表あいさつ・プロフィール

理事長  武田 裕(大阪大学 名誉教授・滋慶医療科学大学院大学研究科長 教授)
「企業として対策・責任が問われる時代へ」

理事長 武田 裕 睡眠時無呼吸症候群(SAS)という病気が、個人責任から会社責任も問われるようになったのは、新幹線運転士の居眠り運転事件(2.26)から1ヵ月後のことです。またその当時は2%弱と考えられていたSAS者は現在では10人に1人とさえ言われ、メタボリックシンドロームを初めとした病気との関連性、予想もしなかった無呼吸の及ぼす身体への悪影響もどんどん究明されてきております。
 当法人では、平成16年4月より全国でもいち早くSAS検査システム(特許申請中)を構築・導入し、(社)全日本トラック協会を初めとした都道府県トラック協会や、関西地区のバス協会での指定をいただきながら、交通関係者の安全と健康を支援してまいりました。
 ストレス・過重労働など働く人たちの健康状態は今危機にあります。SAS対策を初めとした企業の健康支援活動を当法人では今後も効率的に展開してまいりますので、ぜひご活用いただければ幸甚でございます。


理事 作本 貞子
「睡眠が企業の生産性を高める! 法人を対象としたSAS検査システム」

理事 作本 貞子  睡眠時無呼吸症候群(SAS)が居眠り運転など社会問題となることは、多くの方がご存知かと思いますが、正しく理解してされている方は少ないように思います。『早く気づいて治療すれば、生活そのものが変わるのに・・・』と思われる方も実に多くおられます。
 最近では5人に1人とまでいわれている睡眠時無呼吸症候群(SAS)ですが、私どもは主に法人を対象としてSAS検査を実施しており、その目的は潜在的な睡眠時無呼吸症候群(SAS)の方の掘り起こしにあります。自覚症状のある方、ない方に拘わらず、定期健康診断で体のチェックをするように、多くの方が簡単にSAS検査を受けられるよう、SASのためのスクリーニング検査を構築し、5万4,383人(平成22年3月末現在)の実績があります。
 睡眠障害があると仕事の効率は40%ダウンし、眠気による経済損失は年間3兆5000億円というある試算が発表されています。本人の意思でコントロールできない睡眠時無呼吸症候群(SAS)の対策を講じることは“財産である人”を守ること、そして企業の生産性向上やコンプライアンスにさえ直結するものであると私は考えております。