通常の呼吸

気道が開いているので 呼吸ができる

睡眠時無呼吸症候群 (SAS)

舌の付け根が気道を塞ぎ うまく呼吸ができない

 睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)は睡眠中に舌が喉の奥に沈下することにより気道が塞がれ、大きないびきをかき、睡眠中に呼吸が止まったり、止まりかけたりする病気です。このため睡眠が浅くなり、質のよい睡眠が取れず、日中深い眠気を感じたり、突然意識を失うような睡眠に陥ったりする場合があります。

医学的には、呼吸が10秒以上停止する無呼吸が一晩の睡眠中に30回以上生じるか、睡眠1時間当たりの無呼吸が5回以上生じるものをいいます。